- 464 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:24:13 ID:6O5Q2o5c0
「駄目よ──こんな所で──」
「ああ───るよ……でも、辛いな───」
「それは言わないで」
「すまない」
「ううん───それにもう少しの辛抱───」
「そうだね──あれが──れば───必ず───」
「ええ、愛してるわ」
「僕もだよ」
__
|
(゚、|
.| つ
|
(゚、゚トソンかせいふはみたようです
- 465 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:25:58 ID:6O5Q2o5c0
〜 数日後 〜
コンコン
∩(゚、゚トソン「旦那様、朝食のご用意が整いました」
(゚、゚トソン
コンコン
∩(゚、゚トソン「旦那様?」
(゚、゚トソン
ガチャリ
⊂(゚、゚トソン「失礼します」
(゚、゚トソン「旦那様、朝食のご用意が……」
(゚、-トソン「これは……」
- 466 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:27:03 ID:6O5Q2o5c0
〜 応接室 〜
(;´∀`)「いない? どういう事モナか?」
(゚、゚トソン「言葉通りです、旦那様の次女の夫でいらっしゃるモナー様」
(;´∀`)「いないじゃすまないんだモナ! どこに行ったんだモナか?」
(゚、゚トソン「それは私の方も申し付かっておりませんので」
(゚、゚トソン「それにそもそも……」
(#´∀`)「何でこの家の事を一手に預かってるお前が知らないモナか!」
( ・∀・)「まあまあ、落ち着きなよ義兄さん」
(゚、゚トソン「旦那様の三女の夫でいらっしゃるモララー様、お出ででしたか」
( ・∀・)「お義父さんに呼ばれたんでね」
- 467 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:29:07 ID:6O5Q2o5c0
(゚、゚トソン「旦那様が、でらっしゃいますか?」
( ・∀・)「ああ、そうだが? 何かおかしいかい?」
(*゚∀゚)「ああ、おかしいねえ」
(゚、゚トソン「旦那様の次女のつー様、その件は……」
(*゚∀゚)「いいっていいって。こいつにははっきり言っておくべきだろ」
(*゚∀゚)「お父様はあんたの事、全く信用して無いし、嫌ってた」
(*゚∀゚)「だからあんたが呼ばれる事はおかしいってさ」
( ・∀・)「まあ、気に入られてなかった事は認めますがね」
( ・∀・)「そんな僕でも、一応この荒巻コンツェルンの中じゃ一番業績を上げてますから」
( ・∀・)「お義姉さんのとことは違いましてね」
(#´∀`)「モナ!?」
- 468 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:31:12 ID:6O5Q2o5c0
(*゚∀゚)「はっ、言うねえ……」
( ・∀・)「そういったわけで、仕事の兼ね合いで好きじゃなくても話さなきゃならない事もあるもんでしょう?」
(*゚∀゚)「ふーん……まあ、そういう事にしといてやるよ」
( -∀-)「そりゃどうも」
(#´∀`)「それで、お義父さんはどこモナ?」
(゚、゚トソン「ですから、私共には何もおっしゃらずに……」
(#´∀`)「それはさっき聞いたモナ!」
(#´∀`)「モナが聞きたいのは、どこに行ったかの手がかりはないモナかって事モナ」
(#゚;;-゚)「モナモナうるさいと思ったら……また今日も来てたんですね、モナー義兄様」」
(゚、゚トソン「おはようございます、旦那様の四女のでぃ様」
(#゚;;-゚)「おはよう、トソンさん」
- 469 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:33:05 ID:6O5Q2o5c0
(#゚;;-゚)「さっきからなんでいちいち、名前の前に立場をつけて呼んでるの?」
(゚、゚トソン「尺という大人の都合です、旦那様のお子様のうち唯一未婚の年若いでぃ様」
( ・∀・)「やあ、でぃちゃん、ご機嫌麗しゅう」
(#゚;;-゚)「おはようございます、モララーさん」
(*゚∀゚)「ところであんた、お父様から何か聞いてない?」
( ´∀`)「そ、そうモナ、ずっとこの家にいたでぃちゃんなら何か聞いてるんじゃないかモナ?」
(#゚;;-゚)「お父様から? 特には何も……」
(;´∀`)「何もないモナか? ほら、今日はどこかへ出かけるとか、誰かと会うとか」
(;#゚;;-゚)「ちょ、離してください。私は何も……」
サッ
(;#゚;;-゚( ・∀・)「失礼、義兄さん、レディにいきなり掴みかかるのはどうかと思いますよ?」
- 470 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:34:29 ID:6O5Q2o5c0
(;´∀`)「しかし──」
( ・∀・)「彼女は何も聞いていないと言ってますし、この状況から我々は別の可能性も考えねばならない」
(;´∀`)「別の可能性?」
( ・∀・)「都村君、君は昨夜から今朝にかけて、お義父さんが出て行く所に気付かなかった、そうだね?」
(゚、゚トソン「はい。そもそも私の私室は旦那様の部屋と離れておりますし、気付き様もないのですが」
(゚、゚トソン「ただ、それに関しては他の者の証言があります」
(*‘ω‘ *) 「ちんぽっぽいん!」
( ´∀`)「おお、ちんぽっぽ、お前はここで働いていたんだったな」
(*‘ω‘ *) 「ちんぽぽっぽいん!」
( ´∀`)「ちゃんと勤めているか? 紹介した私の顔を潰すような真似はしてないだろうな?」
(*゚∀゚)「そういう思い出話は後でやんな」
(*‘ω‘ *) 「ちんちんぽいん!」
- 471 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:37:19 ID:6O5Q2o5c0
(゚、゚トソン「守衛のちんぽっぽによると、旦那様が出かけた姿は目撃されておりません」
(;´∀`)「な、何だってモナ?」
(*‘ω‘ *) 「ぽっぽっちん!」
(゚、゚トソン「旦那様の車は残されており、その他の車もちゃんとあるとの事です」
(;´∀`)「な、ならお義父さんは……」
( ・∀・)「この家の中にいるか……」
(*゚∀゚)「守衛の目を掻い潜って誰かに連れ去られた、ってとこかね」
(#*‘ω‘ *) 「ちんちんぽっぽ!」
(゚、゚トソン「旦那様が連れ去られたわけはない。出口は二十四時間体勢で監視されているし、カメラも設置されている」
(゚、゚トソン「昨晩は夜九時以降、誰の出入りもなかったとちんっぽっぽは申しております」
( ・∀・)「ふむ……その線はひとまずおいておくとして、昨夜お義父さんは何時ごろお休みだったのかな?」
- 472 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:39:41 ID:6O5Q2o5c0
(゚、゚トソン「最近、体調が優れないとの事で、床に着かれるのはだいぶ早くなっておりました」
(゚、゚トソン「昨夜も十時ごろにはお休みだったはずです」
(゚、゚トソン「一応、確認いたしましたが、ベッドに就寝された形跡はありました」
(*゚∀゚)「へえ、よく観察してるねえ。まるで聞かれる事がわかってたみたいだね」
(゚、゚トソン「仕事ですので。様々な可能性を考慮した結果です」
(*゚∀゚)「でぃ、あんたはお父さんが何時に寝たのか覚えてるかい?」
(#゚;;-゚)「……」
(*゚∀゚)「でぃ?」
( ・∀・)「でぃちゃん?」
(#゚;;-゚)「え? あ、はい、なんでしょう?」
( ・∀・)「お義姉さんが聞いてるよ、お義父さんが昨日何時に就寝なされたのかって」
- 473 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:41:33 ID:6O5Q2o5c0
(#゚;;-゚)「あ、はい。先ほどのトソンさんの説明で間違ってないです」
(#゚;;-゚)「私もお父様がご就寝なさると言って部屋にお戻りになられる姿は見ました」
(*゚∀゚)「ふーん……」
( ・∀・)「それで、何を考えていたのかな?」
(#゚;;-゚)「え?」
( ・∀・)「いや、ほら、お儀姉さんの質問が聞こえないほど何かを考えていたみたいだったし」
(#゚;;-゚)「あ、はい、その昨夜の話です」
(;´∀`)「さ、昨夜やっぱり何かあったモナか?」
(;#゚;;-゚)「い、いえ、その、お父様に何かあったという話ではなく、その……」
(#゚;;-゚)「昨夜の夜九時以降、誰も人の出入りがなかったという話が引っかかって」
( ・∀・)「と言うと?」
- 474 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:43:10 ID:6O5Q2o5c0
(#゚;;-゚)「昨夜私、何だか寝付けなくて、夜中に屋敷の敷地の外に散歩に出たのです。」
(;*‘ω‘ *) ドッキンポ!
( ・∀・)「それは何時ごろだい?」
(#゚;;-゚)「多分、十二時は過ぎていたかと」
( ・∀・)「あまり遅い時間に一人出歩くのは感心しないね。しかし……」
(*゚∀゚)「そうなって来ると、さっきのこいつの話が気になるねえ?」
(;;;*‘ω‘ *)
(#´∀`)「どういう事モナか!?」
(;;;;;*‘ω‘ *) 「……ぽ」
(゚、゚トソン「実は昨夜、コンピュータに不具合があって、三十分ほどカメラに記録されていない時間があったそうです」
(#´∀`)「な、何でそれを黙ってたモナ!!」
- 475 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:45:50 ID:6O5Q2o5c0
(;;;;;;;*‘ω‘ *) 「……ぽ」
(゚、゚トソン「この事が発覚すれば自分の責任問題になる事は必死」
(゚、゚トソン「加えてこの間にもし旦那様の身に何かあったとしたら、責任問題だけでは済む話ではない」
(゚、゚トソン「その証拠を隠滅しようとデータの改ざんを加えたとの事です」
(#´∀`)「き、貴様! 自分が何をしたのかわかってるのか!!!」
(;;;;;;;;;*‘ω‘ *) 「ぽっ!?」
( ・∀・)「ちょっとお待ちください、義兄さん」
(#´∀`)「邪魔をするな! こいつの所為で──」
( ・∀・)「ちんっぽっぽ君だったね。本当にそれだけかな?」
(;*‘ω‘ *) 「ぽ?」
- 476 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:47:44 ID:6O5Q2o5c0
( ・∀・)「カメラの不具合があった。その証拠を隠滅した。本当にそれだけか、って聞いてるんだよ」
(;*‘ω‘ *) 「ぽー?」
( ・∀・)「わからないかな?」
( ・∀・)「カメラの不具合は何故起こったのか。その不具合の間、君は何をしていたのか」
( ・∀・)「それらを繋ぎ合せれば、答えは見えて来るんじゃないかな?」
( ´∀`)「答えモナ?」
( ・∀・)「ええ、答えですよ、義兄さん」
( ・∀・)「時に義兄さん、貴方は何故今日、それもこんな朝早くにこちらにお越しになられたのですか?」
(;´∀`)「そ、それはモナ……」
( ・∀・)「お答えは結構。存じ上げておりますので」
- 477 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:51:04 ID:6O5Q2o5c0
( ・∀・)「ずばり金策、そういう事でよろしいですね?」
(;´∀`)「モ、モナ……」
(*゚∀゚) チッ
( ・∀・)「現在、荒巻コンチェルンの主要三部門の内、唯一業績不振である荒巻製鋼」
(;´∀`)「そ、それはそうモナが、それは……」
( ・∀・)「業績不振だけで済むならまだ良かった」
(;;;´∀`)
( ・∀・)「不振を挽回しようと手を伸ばした分野で悉く赤字を叩き出し、荒巻製鋼自体の存続が厳しくなってしまった」
(;;;;;´∀`)
( ・∀・)「その補填をお父様に頼みに来た。違いますか?」
(;;;;;;;´∀`)「そ、その通りモナが……それが今、何の関係があるモナか?」
- 478 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:56:54 ID:6O5Q2o5c0
( ・∀・)「義兄さん、昨日もここに金策に来られたんですよね?」
(;´∀`)" コクッ
( ・∀・)「そしてお義父さんにこっぴどく追い返された」
(;´∀`)" …コクッ
( ・∀・)「だのに今日もここに来ている。どうやら荒巻製鋼は噂以上に危ういみたいですね」
(;´∀`)「……」
( ・∀・)「ひょっとしたら、今週中にでも不渡り、倒産なんて流れが……」
(#*゚∀゚)「いい加減にしときな! 今その話は関係ないだろ!」
( ・∀・)「関係ないね……それはどうでしょうか?」
(#*゚∀゚)「あん?」
- 479 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/26(月) 23:58:35 ID:6O5Q2o5c0
( ・∀・)「金の融通を断られ、進退窮まった人間が、何をしでかしたんでしょうかねという話ですよ」
(;´∀`)「な、何の話モナ……」
( ・∀・)「ちんぽっぽ君は貴方の遠縁の人間らしいですね」
( ・∀・)「しかも幼い頃から目をかけて、この屋敷の警備員に推薦したのも貴方だ」
(;´∀`)「そ、それがどうしたモナ……」
( ・∀・)「ちんぽっぽ君にとって貴方は、大恩人とも言える」
(;´∀`)「だからそれがどうしたモナ! 言いたい事があったらはっきり言えばいいモナ!」
( ・∀・)「はっきりね。いいでしょう」
( ・∀・)「ちんっぽっぽ君にとっては大恩人の貴方、モナー義兄さん」
( ・∀・)「そんな貴方の頼みを、ちんぽっぽ君は断りきれるでしょうかね」
( ・∀・)「たとえそれが……」
- 480 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/27(火) 00:00:28 ID:xBfYyU8Y0
( ・∀・)「犯罪であったとしてもね」
\ テンテンテ-ン♪ テンテンテェーン♪/
\ /
\ (*‘ω‘ *;) /
( ・∀・)b \ /
\∧∧∧∧/
< ジ > (´∀`;)
< ャ >
─────────< | >──────────
< ン >
/∨∨∨∨\
(#゚;;-゚) / \ (゚∀゚*;)
/ \
/ (゚、゚トソン \
/ つ旦⊂ \
/ \
- 481 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/27(火) 00:03:13 ID:xBfYyU8Y0
〜 その後、色々あって断崖絶壁へ 〜
(;・∀・)「何故君は、僕が犯人だと気付いたんだい?」
(゚、゚トソン「きっかけは些細な事でした。あの時(以下省略」
(;・∀・)「フフ、まさかそんな事でばれるとは(以下省略」
(゚、゚トソン「実は言うとそれだけではありません」
(゚、゚トソン「動機の線で辿って、貴方に辿り付いた部分も大きいのです」
(;・∀・)「ば、馬鹿な!? それこそ君が知るはずのないものだ!」
(゚、゚トソン「いいえ、私は存じ上げておりました」
(゚、゚トソン「あの日、モララー様がでぃお嬢様に会われるのをみておりましたので」
(;・∀・)「!?」
- 482 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/27(火) 00:05:21 ID:xBfYyU8Y0
(;・∀・)「し、しかし、あの日は彼女の部屋で……誰も……ハッ」
(;・∀・)「まさか……君は……?」
(゚、-トソン「……はい、私には診えておりました」
チ カ ラ
(゚、邪トソン「私の、この邪鬼眼で全て」
(;・∀・)「それが伝説の邪鬼眼……君があの……」
マ ナ
(゚、邪トソン「はい、我が真の名を知る者はこう呼びます」
テラーホールド
(゚、邪トソン「枷畏怖・都村トソンと」
テラーホールド ダ ー ク イ ン ダ ー ク デ ビ リ ッ シ ュ エ ン ヘ ゚ ラー
(;・∀・)「枷畏怖。その力、闇よりも深い闇より出で、全ての恐怖を束ねる漆黒の王……」
- 483 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/27(火) 00:08:37 ID:xBfYyU8Y0
(;・∀・)「まさか君がそんな大物だったとはね」
(;・∀・)「何でこんな所にいるんだい?」
(゚、-トソン「荒巻様には大恩がございまして」
( ・∀・)「そうか……」
( ・∀・)「じゃあ、僕の負けだな。流石に君が相手では分が悪い」
(・∀・ )「悪は潔く滅びるとしよう」
(゚、-トソン「悪……ですか……」
( ・∀・)「ああ、そうそう。お義父さんはでぃちゃんの部屋のクローゼットの中だよ」
( ・∀・)「大丈夫、生命の危険もない」
(゚、-トソン「それも存じ上げておりました」
( ・∀・)「……流石だね」
- 484 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/27(火) 00:09:43 ID:xBfYyU8Y0
( ・∀・)「でも、なら何でもっと早く僕を捕まえなかったんだい?」
( ・∀・)「正体を隠したかったのかもしれないが、色々とやりようがあったんじゃないかな?」
(゚、-トソン「それは……」
(゚、゚トソン「貴方が……いえ、人を愛する事が悪なのでしょうか?」
( ・∀・)「……この国では悪だよ」
( ・∀・)「僕が、彼女を……でぃちゃんを愛する事はね……」
(゚、゚トソン「でも、お互いに愛し合われていたのでしょう?」
( ・∀・)「ああ、そうだ」
( ・∀・)「妻を亡くして、失意の底にいた僕を救ってくれたのが彼女だった」
( ・∀・)「そんな彼女、いつしか愛するようになったのは必然の流れかもしれない」
(゚、゚トソン「それなら……」
( ・∀・)「でもね、それは一言で片付けられるんだ」
- 485 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/27(火) 00:11:21 ID:xBfYyU8Y0
【( ・∀・)】< ロリコンってね
パリパリ
({ζ(゚、゚*ζ
(∪-ω-) グーグーオ
【( ・∀・)】< 僕はもう行かなきゃ
【(゚、゚トソン】< 止めても無駄なのでしょうね。
【( ・∀・)】< この国には、僕のような人間が生きる場所はないんだよ。だから……
パリパリ
({ζ(゚、゚*ζ
(∪-ω-) グーグーオ
- 486 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/27(火) 00:12:45 ID:xBfYyU8Y0
< ただいまー
ζ(゚ー゚*ζ「あ、ツンちゃん帰って来た。おかえりー」
ξ゚听)ξ「ただいま、お母さん」
(∪-ω-) グーグーオ
○⊂ζ(゚ー゚*ζ「あ、おせんべい食べる?」
ξ゚听)ξ「また辛いやつ? 好きよねえ」
ξ゚听)ξ「テレビ何観てたの?」
ζ(゚ー゚*ζ「お昼のドラマだよ」
テラーホールド ソー ラブ ヤング アンチエイジング ボーン トラジディー サッド フェイト ロンド
ζ(゚ー゚*ζ「枷畏怖は診た! 愛と青春の年の差カップルに生まれた悲劇と忌まわしき宿命の輪舞」
ξ;゚听)ξ「何、その頭の悪さ大爆発なネーミングのドラマは……」
ζ(゚、゚*ζ「えー、最近世の若奥様の間で流行ってんだよ?」
- 487 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/27(火) 00:14:41 ID:xBfYyU8Y0
ζ(゚、゚*ζ「VFXとかすごいんだから」
ξ;゚听)ξ「それ、力の入れ所間違ってない?」
ξ゚听)ξ「そんな事より、外はだいぶ涼しくなってきたから、長袖出しといてくれない?」
ζ(゚ー゚*ζ「はーい、りょうかーい。これ観終わってからね」
ξ゚听)ξ「はいはい、忘れないでよ」
(∪-ω-) グーグーオ
ξ゚听)ξ「……こいつは、ご主人様が帰って来たのに全く起きる気配ないわね」
(∪-ω-) グーグーオ
ξ゚听)ξつ○ ソッ…
グーグーオ
(∪-ω-)○
- 488 :(゚、゚トソンかせいふはみたようです:2011/09/27(火) 00:16:20 ID:xBfYyU8Y0
スン
(∪-ω-)○
ヘブチッ!
(∪>ω<)彡○
ξ゚ー゚)ξ プッ…
ζ(゚、゚*ζ「あー、ツンちゃん、わんおちゃんをいじめないの」
ξ゚听)ξ「いじめてないわよ。ただのスキンシップよ、スキンシップ」
ヒャンヒャンオ
(∪>ω<)『なんだお!? お鼻がむずむずするお! なんだお!?』
ξ゚ー゚)ξ(∪>ω<)ζ(゚、゚*ζ
【(゚、゚トソン】< ラ・ヨダソウ・スティアーナ。
【(∀・ )】< ラ・ヨダソウ・スティアーナ。……ありがとう。
(゚、゚トソンかせいふはみたようです おしまい
あとがき
- 489 :名も無きAAのようです:2011/09/27(火) 00:17:28 ID:xBfYyU8Y0
お題
厨二
昼ドラ
あとがき 色々とあれな出来。
個人的には嫌いじゃない。
前半を真面目に書き過ぎて、断崖絶壁にたどり着くまで何レスかかるかわからなかったので端折る。
しかし、そもそも断崖絶壁は昼ドラじゃなくて二時間サスペンスドラマだよね。
一応、( ・∀・)(#゚;;-゚)の関係はそれとなく匂わせて、伏線っぽく色々敷いてあります。
最後、全投げだとしても。
(∪^ω^)達は前の短編と同じキャラです。
新規で設定するのも面倒なので流用。
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